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コラム

筋トレ分割法の早見表|週2・3・4回それぞれの組み方

「週に何回やるか」を決めたら、次にぶつかるのが「どの日に何を鍛えるか」という問題です。毎回全身をやるべきなのか、部位ごとに分けるべきなのか。この分け方を「分割法(スプリット)」と呼びます。

結論はシンプルで、分割法は通える回数で自動的に決まります。先に早見表を見て、自分の頻度の行だけ確認してください。あとは各分割の中身を解説します。

頻度別・分割法の早見表

頻度おすすめ分割組み方の例
週1回全身法全身をまんべんなく(脚・胸・背中を必ず入れる)
週2回全身法 ×2月:全身A / 木:全身B
週3回全身法 or 3分割月:押す / 水:引く / 金:脚
週4回上下2分割 ×2月:上 / 火:下 / 木:上 / 金:下
週5〜6回4〜5分割胸/背中/肩・腕/脚/弱点部位

※「押す」=胸・肩・三頭筋、「引く」=背中・二頭筋。Push/Pull/Legs(PPL)とも呼ばれます。

なぜ分けるのか:回復時間がすべての根拠

分割法の根拠は「超回復」です。トレーニングでダメージを受けた筋肉が回復して前より強くなるまでには時間がかかり、その時間は部位によって違います。

部位回復の目安実践の目安
大きな筋肉(胸・背中・脚)48〜72時間中2〜3日あける
小さな筋肉(肩・腕)約48時間中1〜2日あける
腹筋・ふくらはぎ約24時間毎日でも回復が追いつきやすい

つまり「同じ部位は中2〜3日あける」を守れる組み合わせなら、どの分割でも成立します。逆に、どんなに凝った分割でもこのルールを破ると回復が追いつかず、伸びが止まります。

各分割法の中身

全身法(週1〜3回)

1回のトレーニングで全身の主要筋群を鍛える方法。スクワット・ベンチプレス(腕立て伏せ)・ラットプルダウン(懸垂)のような複数の関節を使う種目を軸に、5〜6種目で構成します。頻度が少なくても各部位に週1回以上刺激が入るのが最大の利点で、初心者はまずこれ一択です。

上下2分割(週4回向け)

「上半身の日」と「下半身の日」に分ける方法。週4回なら各部位を週2回ずつ鍛えられ、研究でも「同じ総量なら週2回に分けた方が筋肥大に有利」という報告が多い、もっとも失敗しにくい分割です。

押す・引く・脚の3分割(PPL)

動作の方向で分ける方法。押す日(胸・肩・三頭)、引く日(背中・二頭)、脚の日の3つに分けます。同じ日に働く筋肉をまとめて鍛えるので回復の管理がしやすく、週3回でも週6回(2周)でも運用できる柔軟さが魅力です。

4〜5分割(週5回以上・中上級者向け)

胸の日・背中の日のように1日1部位へ絞る方法。1部位あたりの種目数とボリュームを最大化できる反面、1部位への刺激が週1回になりやすいのが弱点。ボリュームをしっかり確保できる中上級者向けです。

筆者(筋トレ歴15年)の使い分け

私自身は現在、フィジーク(上半身重視の競技)向けに胸・肩を優先した分割を組んでいます。ただし最初の数年は全身法と上下2分割で土台を作りました。15年やってきて断言できるのは、初心者が5分割から入るのが一番の遠回りだということ。分割を細かくするのは「1回で全身をやりきれないほどボリュームが増えてから」で十分です。

よくある失敗パターン

初心者がいきなり5分割:各部位が週1回しか鍛えられず、成長が遅い。頻度が確保できないなら分割は粗くするのが原則です。

脚の日を飛ばす:一番きつい日から消えていくのが分割法の宿命。脚は体の筋肉の半分以上を占めるので、抜くと全体の伸びが鈍ります。

予定通り行けないと崩壊する分割:仕事で1日飛ぶと全部ずれる設計は続きません。「行けた日に、一番回復している部位をやる」くらいの柔軟さが長続きのコツです。

まとめ

分割法は頻度で決まります。週2〜3回なら全身法、週4回なら上下2分割、週5回以上で初めて細かい分割を検討する——この順番を守れば大きく失敗することはありません。詳しい頻度の考え方は「週に何回筋トレすればいい?」も参考にしてください。

サクトレのメニュー作成は、この分割の考え方と部位ごとの回復状況を組み込んで「今日やるべき部位」のメニューを自動で組みます。分割を自分で設計するのが面倒な方は、質問に答えるだけで今日の分が出てくるので試してみてください。

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この記事を書いた人

yousuke

筋トレ歴15年フィジーク大会入賞90kg→78kg(−12kg)

20代で体重90kg超の運動不足から一念発起。試行錯誤の末に大会入賞レベルまで体を変えた実体験をもとに発信しています。