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コラム

筋トレに必要なタンパク質の量と摂り方

筋トレの効果を最大限に引き出すためには、トレーニングだけでなく栄養管理も欠かせません。中でも筋肉の材料となるタンパク質は、筋トレをする人にとって最も重要な栄養素です。この記事では、必要なタンパク質の量や効果的な摂り方について詳しく解説します。

なぜタンパク質が重要なのか

筋肉は主にタンパク質(アミノ酸)で構成されています。筋トレで筋繊維に微細なダメージを与えた後、体はタンパク質を使って筋肉を修復・強化します。この「超回復」のプロセスで筋肉が成長していくのです。

タンパク質が不足していると、いくらトレーニングをしても筋肉の修復が追いつかず、期待した効果が得られません。逆に十分なタンパク質を摂取することで、トレーニングの効果を最大化できます。

1日に必要なタンパク質の量

筋トレをしている人に必要なタンパク質の量は、体重1kgあたり1.6〜2.2gが一般的な目安とされています。例えば体重60kgの人なら、1日96〜132gのタンパク質が必要です。

目安量の計算例

  • 体重50kg → 80〜110g/日
  • 体重60kg → 96〜132g/日
  • 体重70kg → 112〜154g/日
  • 体重80kg → 128〜176g/日

運動をしていない一般的な成人の場合は体重1kgあたり0.8g程度で十分ですが、筋トレをしている場合はその2倍以上が必要になります。初心者のうちは、まず体重1kgあたり1.6gを目標にするとよいでしょう。

💡 タンパク質だけでなく、1日に必要な総カロリーも知りたい方はカロリー計算機で目的別(増量・減量)の摂取カロリーを計算できます。

タンパク質を多く含む食材

日常の食事からしっかりタンパク質を摂るためには、高タンパクな食材を意識的に取り入れることが大切です。以下に代表的な食材とタンパク質量をまとめました。

食材タンパク質1食の目安
鶏むね肉(皮なし)100g約23g1/2枚で約27g
鶏ささみ 100g約24g2〜3本で約24g
豚ヒレ肉 100g約22gとんかつ1枚分
鮭 100g約20g切り身1切れで約16g
卵 1個(約50g)約6g2個で約12g
納豆 1パック(40g)約7g1パックで約7g
木綿豆腐 100g約7g半丁で約10g
ギリシャヨーグルト 100g約10g1カップで約10g
プロテイン 1杯約20g水に溶かすだけ

肉・魚・卵・大豆製品・乳製品をバランスよく組み合わせることで、無理なく必要量を摂取できます。表を見るとわかる通り、体重70kgの人が食事だけで110g以上を毎日揃えるのはかなりの量です。足りない分は、プロテインパウダーで補うのが現実的です。プロテインの種類と選び方はプロテインの選び方ガイドで詳しく解説しています。

1日112gを実際に組むとこうなる

「体重70kgなら112g」と言われても、それが1日の食事としてどれくらいの量なのかは想像しにくいと思います。先ほどの表の食材で、実際に組み立ててみます。

タイミング内容タンパク質
卵2個+納豆1パック+ギリシャヨーグルト100g約29g
鶏むね肉150g約35g
間食プロテイン1杯約20g
鮭1切れ+木綿豆腐半丁約26g
合計+ごはん・パンからも少し加算される約110g

この献立を見て「毎日これは無理だ」と思ったなら、それが正常な感想です。タンパク質の目標量は、意識しないと絶対に届かない量だということが、組んでみるとわかります。特に朝食を抜いている人は、それだけで約29g——1日の目標の4分の1を落としていることになります。

なお私は体重78kgなので、必要量は125〜172g。上の献立でもまだ足りません。だからこそ、90kgから78kgに落とす間も、削ったのは糖質と脂質でタンパク質は削りませんでした。減量中にタンパク質まで減らすと、落ちるのが脂肪ではなく筋肉になります(食事制限だけでリバウンドする理由に内訳の比較表があります)。

効果的な摂取タイミング

タンパク質は一度に大量に摂るよりも、1日を通してこまめに摂取する方が筋肉合成に効果的です。1回の食事で20〜40g程度を目安に、3〜5回に分けて摂取しましょう。

朝食:睡眠中に枯渇したタンパク質を補給。卵や納豆、ヨーグルトなどが手軽です。

トレーニング後:筋肉の合成が最も活発になるタイミング。トレーニング後30分〜2時間以内が理想です。

就寝前:睡眠中の筋肉修復を助けます。カゼインプロテインやギリシャヨーグルトがおすすめです。

まとめ

  • ・目安は体重1kgあたり1.6〜2.2g。運動していない人の2倍以上が必要
  • ・献立に落とすと、意識しないと絶対に届かない量になる(朝食を抜くだけで約29g減る)
  • ・1回20〜40gを目安に、3〜5回に分ける
  • ・減量中こそ削らない。タンパク質を削ると落ちるのが脂肪でなく筋肉になる

まずは1日分を書き出して、いま何g摂れているかを数えてみてください。足りない分をどう埋めるかはプロテインの選び方ガイドに、総カロリーとのバランスはカロリー計算機で確認できます。トレーニングメニューはサクトレで作れます。

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この記事を書いた人

motsu

筋トレ歴15年フィジーク大会入賞90kg→78kg(−12kg)

20代で体重90kg超の運動不足から一念発起。試行錯誤の末に大会入賞レベルまで体を変えた実体験をもとに発信しています。